浮かせちゃダメ!?お汁は「沈む具」で食べやすく!
今日はすまし汁にしたよ。
ケホケホ。三つ葉がのどに引っかかったみたいだ・・・
大丈夫!?最近、汁ものでよくむせるね。どうしてかしら?
食事のときにはかかせない汁もの。
でも、飲み込みが悪くなると、むせて飲みにくいというトラブルが起こりやすいのも、汁ものの特徴です。
三つ葉や小ねぎなど汁に浮かぶ具は、汁と一緒に飲み込んでしまうため、のどの力が弱い方はのどにひっかかりやすく、むせる原因に。
お麩や油揚げなど中から水分がじゅわっとあふれ出すような具は、食べながら飲み物を飲むのと同じ複雑な状態になってしまうため、のどの力が弱い方はむせる原因に。
なるほど!
食べにくい具はわかったけど、どんな具ならいいの?
お父さんのために1人分だけ別に作るのも大変そうだな~。
ちょっとした工夫で、食べにくい汁ものも食べやすくすることができます。
ご家族の分と一緒に作れるので簡単ですよ。
浮かぶ具:三つ葉や小ねぎなど
↓
沈む具:葉物のお浸しやイモ類・豆類など
このようにおきかえるだけで食べやすくなります。
食べてもらうときは、具はすすらずに箸などですくって食べてもらいましょう。
汁をわざわざ一人分作るのは大変。
また、具を取って汁だけ・・・というのもなんだか寂しいですよね。
そんなときは、こし網がオススメ。1つの鍋で2種類の汁ものが作れます。
きのこなど食べにくい食材もだしとしていい味が出るので、別に作るよりも満足できる味になりますよ。