娘(笑)



今日はすまし汁にしたよ。




お父さん泣

ケホケホ。三つ葉がのどに引っかかったみたいだ・・・



娘(困)

大丈夫!?最近、汁ものでよくむせるね。どうしてかしら?




食事のときにはかかせない汁もの。
でも、飲み込みが悪くなると、むせて飲みにくいというトラブルが起こりやすいのも、汁ものの特徴です。


どうして食べにくい?
浮き実

三つ葉や小ねぎなど汁に浮かぶ具は、汁と一緒に飲み込んでしまうため、のどの力が弱い方はのどにひっかかりやすく、むせる原因に。


赤信号
お麩や油揚げなど中から水分がじゅわっとあふれ出すような具は、食べながら飲み物を飲むのと同じ複雑な状態になってしまうため、のどの力が弱い方はむせる原因に。



娘(困)

なるほど!
食べにくい具はわかったけど、どんな具ならいいの?
お父さんのために1人分だけ別に作るのも大変そうだな~。



ちょっとした工夫で、食べにくい汁ものも食べやすくすることができます。
ご家族の分と一緒に作れるので簡単ですよ。

汁コツ
1浮き実
三つ葉春菊
浮かぶ具:三つ葉や小ねぎなど
        ↓
沈む具:葉物のお浸しやイモ類・豆類など
このようにおきかえるだけで食べやすくなります。

食べてもらうときは、具はすすらずに箸などですくって食べてもらいましょう。




2浮き実
foodpic5058886
汁をわざわざ一人分作るのは大変。
また、具を取って汁だけ・・・というのもなんだか寂しいですよね。
そんなときは、こし網がオススメ。1つの鍋で2種類の汁ものが作れます。
きのこなど食べにくい食材もだしとしていい味が出るので、別に作るよりも満足できる味になりますよ。