すするべからず!麺料理の攻略法
今日のお昼はそうめんだよ!
そうめんは食べたいけど、食べにくいからご飯にしてくれない?
仕方ないからご飯にするね。
食欲がないときは麺類を食べたくなる!という方も多いのではないでしょうか。
でも、麺は意外と食べにくい食べ物なんです。
歳をとって、口や手の動きが弱くなってくると、すすりずらくなったり、口に入れること自体が難しくなってしまいます。
麺は大好物だったんだけど、やっぱり麺類は諦めないといけないのかしら?
料理をするときのちょっとした工夫で麺も食べやすくすることができます。
麺は長く、更に何本もからまることで、食べるときにはますます長く、すすらなければなりません。
口の動きが弱くなった方はすすることが難しいので、すすらず食べられるように麺を短く切ってあげましょう。
箸でつかめて口に入れやすい、5㎝ほどの長さがオススメです。
生麺・・・5㎝ほどの長さに切る
乾麺・・・4~5等分に折る
ゆで麺・・・十字に切れ目を入れる
煮た後なら・・・ハサミで5㎝ほどに切る
注意:細かく切り過ぎるのは逆効果。かえって口の中でバラバラになり、むせる原因に。箸で食べられないので、「麺を食べている」という満足感もありません。
コシがある麺も長く茹でることでやわらかく食べやすくなります。
麺を長く茹でるとでんぷんがお湯に溶けだし、自然にとろみがつくので。麺同士がバラバラにならずにからんで更に食べやすくなります。
なめこや山菜などの硬く細かい具は、口の中でバラバラになり食べにくくなります。
とろろや大根おろし、納豆など麺に絡む具や、はんぺんや温泉卵など、大きくてもやわらかい食材を具にするのがオススメです。