一度にたくさんの料理ができちゃう“下蒸し”テクニック
茹でる、煮る、炒めるなどの調理方法に比べて時間はかかりますが、蒸し器に入れたらあとは蒸し器に任せて待つだけ。家事の合間などにできるので実は時間短縮になるんです。
小さい鍋で長時間蒸したり、強火で蒸すと水分がなくなり、空炊きになる恐れがあり、危険です。残りのお湯の量を確認しながら蒸すようにしてください。
茹でる調理時では、食材が混ざってしまうので1つの食材ずつしか調理ができなかったり、ザルなどの仕切りがたくさん必要になってしまいます。下蒸し調理なら、食材同士が混ざることがないので、サラダ・炒めもの・煮物・みそ汁などいろいろな料理の下処理が一緒にできて便利です。
トマトやパプリカなど皮が硬い野菜も、1分間下蒸ししてから冷水に取れば、手で簡単に皮をむくことができます。
茹でるよりも、下蒸しの方がビタミンなど水に溶け出て失われてしまう栄養素を少なくすることができます。
また、旨味なども流れにくいので、旨味や甘味が濃いしっかりした味に仕上げることができますよ。
①蒸し器に水を入れ、蒸気が上がるまで火にかけます。
②蒸し器に食材を並べます。
③蓋をして10~20分蒸したら完成です。
下蒸し野菜を使ったアレンジレシピはこちら↓
下蒸しきゅうりとトマトのサラダ
下蒸しきゅうりとパプリカのポテトサラダ
下蒸しきゅうりの炒めもの