若い頃に比べて、歯茎が痩せて歯と歯茎の間に食べ物が挟まりやすくなります。硬いものが食べにくかったり、細かなものが歯と歯の間に挟まり痛みが出てしまうと、おいしくて楽しいはずの食事も台無しです。
◆対策
定期的な歯のお手入れをしっかりしながら、硬いものや細かくて歯に挟まりやすい食べものを除いた料理にしてみましょう。
食べ物が歯に挟まりやすい方向けのレシピと食べコツはこちら↓
食事中のむせは、食べ物が食道ではなく、気管に入ってしまっている状態です。若い頃よりも喉の動きが弱くなり、飲み物や細かなもの、水分が多いものなどは特にむせやすくなります。また、薬の副作用でもむせやすくなることがあります。放っておくと、肺炎にかかるなど命に関わることもあるので、早めに対策を取っておきましょう。
◆対策
喉を通りやすいように、食べ物や飲み物の硬さや食べ方などを工夫してみましょう。
食べ物がむせやすい方向けのレシピと食べコツはこちら↓
若い頃よりも唾液が出にくくなるので、口の中が渇きやすくなります。口の中が渇いていると、噛むこと・飲み込むことがしにくくなります。歳をとると喉の渇きを感じにくくなるので、水分不足になっている可能性があります。
◆対策
口を動かすことで、唾液をだしやすくすることができます。また、必要な水分をきちんと摂ることも大切です。
口の中が渇きやすい方向けのレシピと食べコツはこちら↓
食べにくさから食事に時間がかかって、自然と食べる量が減ってきたり、食べないものが増えてきてしまうことがあります。栄養の偏りや不足から、じわじわと栄養失調になってしまう方がふえています。「原因はわからないけど、なんだか疲れる・・・」なんて方は要注意です。
◆対策
食べにくいものが出たときは、単純に食べるのを止めるのではなく、食べやすくなるように一工夫したり、食べやすいものに置き換えて栄養補給をしましょう。
以前より食べる量が減った方向けのレシピと食べコツはこちら↓
食事や水分の量が減ってきたり、疲れて動かなくなってくると、便秘をしやすくなります。振り返ってみると、食事の偏りや不足が原因かもしれません。
◆対策
食事や水分の量が減っていないか確認しましょう。食べにくさなどから食事や水分が減っている場合には、食べやすい食事の対応をしてみましょう。